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📒 日商簿記3級 商品売買

クレジット売掛金とは?日商簿記3級試験対策でわかりやすく解説

日商簿記3級試験対策|まなクエ!学習ガイド

クレジット売掛金商品売買日商簿記3級

クレジット売掛金とは何か

クレジット売掛金(くれじっとうりかけきん)とは、クレジットカード決済で商品を販売した際に、信販会社(クレジットカード会社)から後日入金される代金を表す資産勘定だ。「クレジット売掛金 とは」「クレジット売掛金 仕訳 簿記3級」と検索されるほど、簿記3級 試験の第1問で通常の売掛金との区別を問う引っかけ問題として頻出する論点だ。

通常の掛売りは「得意先企業→後日入金」だが、クレジット販売は「信販会社→後日入金」という流れになる。消費者はクレジットカードで支払うが、お店(販売者)に実際にお金が入るのは信販会社を通じた後日入金のタイミングだ。この信販会社からの未入金代金が「クレジット売掛金」だ。

通常の売掛金と区別するのは、相手が「得意先企業(通常の掛売り)」ではなく「信販会社(クレジット決済会社)」であること、また販売時に信販会社手数料(支払手数料)が発生する点だ。

クレジット売掛金の仕訳パターン

クレジット販売時(手数料は販売時控除型):
例:商品100,000円をクレジットカード払いで販売。信販会社手数料3%を差し引かれる約定
借方:クレジット売掛金 97,000円
    支払手数料         3,000円 / 貸方:売上 100,000円
信販会社から入金があったとき:
例:上記のクレジット売掛金97,000円が当座預金に振り込まれた
借方:当座預金 97,000円 / 貸方:クレジット売掛金 97,000円
T字勘定でのクレジット売掛金の動き:
      クレジット売掛金(資産)
─────────────────────────
売上(クレカ販売)97,000│当座預金(入金)97,000
残高              0    │
通常の売掛金との比較:
【通常の掛売り】
(借)売掛金 100,000 /(貸)売上 100,000
→ 後日:(借)当座預金 100,000 /(貸)売掛金 100,000

【クレジット販売(手数料3%)】
(借)クレジット売掛金 97,000・支払手数料 3,000 /(貸)売上 100,000
→ 後日:(借)当座預金 97,000 /(貸)クレジット売掛金 97,000

試験のキモ

簿記3級 過去問の第1問では、クレジット売掛金の仕訳が以下のパターンで出題される。

  1. 「クレジットカードで販売した」→クレジット売掛金(売掛金ではない)を使う
  2. 「手数料○%が差し引かれる」→支払手数料を同時に借方計上(売上は満額計上)
  3. 「手数料率から金額を計算」→売上額×手数料率=支払手数料、売上額−手数料=クレジット売掛金
  4. 「信販会社から入金があった」→(借)当座預金 /(貸)クレジット売掛金
最大の注意点は「売上は販売額の満額を計上し、手数料は別途費用計上する」という処理方法だ。「売上を手数料分差し引いた金額で計上する」という誤答が多いため、「売上=満額、支払手数料=費用」という対の処理を徹底しよう。

混同しやすい用語

勘定属性相手先手数料
売掛金資産得意先企業(掛売りの相手)なし
クレジット売掛金資産信販会社支払手数料(費用)あり
  • クレジット売掛金 vs 売掛金:クレジット売掛金は信販会社を通じた代金回収、売掛金は得意先からの直接回収
  • 支払手数料 vs 売上控除:手数料は費用計上(支払手数料)。売上から差し引いてはいけない

試験対策・関連リンク

簿記3級 仕訳 覚え方として「クレジット販売は売上を満額計上し、手数料は支払手数料で別費用計上」という2点を組み合わせた仕訳が定型だ。手数料率の計算問題では「売上100,000円×3%=3,000円(支払手数料)」「100,000−3,000=97,000円(クレジット売掛金)」という手順を素早く行えるよう練習しよう。簿記3級 独学では「通常の掛売り(売掛金)」と「クレジット販売(クレジット売掛金+支払手数料)」の仕訳を横並びで比較し、相違点(信販会社経由・手数料発生)を明確にして覚えるのが最短ルートだ。簿記3級 過去問では「商品100,000円をクレジットカードで販売した。信販会社手数料は3%である」という問題が典型なので、この一文から3つの仕訳要素(クレジット売掛金・支払手数料・売上)を素早く組み立てられるよう準備しよう。

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問題を解いて仕上げよう!

実際に解いて定着させよう。

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