📒 日商簿記3級 商品売買
仕入諸掛とは?日商簿記3級試験対策でわかりやすく解説
仕入諸掛とは何か
仕入諸掛(しいれしょがかり)とは、商品の仕入れに際して発生する運送費・荷造費・保険料などの付随費用です。仕入側が負担する場合は「仕入」の原価に加算します。売上側が負担する場合は「発送費」などの費用科目で処理します。
仕入諸掛の仕訳と仕組み
当社負担の仕入諸掛(引取運賃):例1:商品100,000円を掛け仕入れ、引取運賃3,000円を現金で支払った
借方:仕入 103,000円 / 貸方:買掛金 100,000円
貸方:現金 3,000円
(引取運賃は仕入原価に含める)
先方負担の仕入諸掛を当社が立替払いした場合:例2:仕入先負担の運賃2,000円を当社が立替払い
借方:仕入 100,000円
借方:立替金 2,000円 / 貸方:買掛金 102,000円
売上側が負担する発送費:例3:商品80,000円を掛け売上し、発送費1,500円を現金で支払った
借方:売掛金 80,000円 / 貸方:売上 80,000円
借方:発送費 1,500円 / 貸方:現金 1,500円
試験のキモ
仕入諸掛の処理で最も重要な判断は「誰が負担するか」です:
- 当社(買い手)負担→仕入原価に加算
- 先方(売り手)負担で当社が立替→立替金(資産)
また、仕入値引・仕入割戻しも仕入諸掛と同様に仕入勘定から控除します。
混同しやすい用語
- 仕入諸掛(原価加算) vs 発送費(費用):仕入諸掛は取得原価の一部、発送費は販売費
- 立替金 vs 仕入:先方負担の運賃を立て替えた場合は仕入ではなく立替金
試験対策・関連リンク
簿記3級 過去問では仕入諸掛の負担者判定が出題されます。「当社負担→仕入に加算」「先方負担→立替金」の2パターンを仕訳 覚え方として体に染み込ませましょう。
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