手形のてん末とは?簿記3級試験で確実に正解するポイント
手形のてん末とは何か
手形のてん末(てがたのてんまつ)とは、受取手形記入帳・支払手形記入帳において、手形がどのような結末を迎えたかを記録する欄のことだ。「手形のてん末 とは」「受取手形記入帳 てん末 記入 簿記3級」と検索されるほど、簿記3級 試験の第2問で出題される補助簿記入問題の重要ポイントだ。
「てん末(顛末)」とは「一件の始まりから終わりまでの経緯・結末」を意味する言葉だ。手形は振出・受取の時点で発生し、「期日決済」「裏書譲渡」「割引」「不渡り」等の形で終了する。手形記入帳の「てん末欄」にはその結末がどうなったかを日付とともに記載する。
簿記3級では「期日に当座預金で決済」が最頻出のてん末だ。試験では「次の手形取引を受取手形記入帳に記入し、月末の未決済手形の合計額を求めよ」という問題が典型で、てん末欄の記入と未決済残高の計算が問われる。
手形のてん末の仕訳・記入パターン
受取手形記入帳のフォーマットと記入例:
`` 日付 |種類 |手形番号|金額 |振出人 |支払期日|てん末 |てん末日 ──────────────────────────────────────────────────────── 4/5 |約束 |No.101 |100,000円|A商店 |6/30 |当座決済|6/30 4/15 |約束 |No.102 | 50,000円|B商店 |7/31 |(未決済)| ``
てん末の種類と意味:
``` (1)当座決済(期日に当座預金に入金) 仕訳:(借)当座預金 /(貸)受取手形
(2)裏書譲渡(手形を他の支払に使う)*3級では限定的 仕訳:(借)買掛金等 /(貸)受取手形
(3)割引(銀行に手形を売って早期現金化)*3級範囲 仕訳:(借)当座預金・手形売却損 /(貸)受取手形 ```
月末の未決済手形の計算:
``` 例:4月中に受け取った手形 No.101 100,000円(6/30決済)→ 4月末時点では未決済 No.102 50,000円(7/31決済)→ 4月末時点では未決済 No.103 80,000円(4/30決済)→ 4月末決済済み
4月末未決済合計:100,000+50,000=150,000円 ```
試験のキモ
簿記3級 過去問の第2問では、手形記入帳のてん末欄記入と未決済残高計算が出題される。
- てん末欄の記入:期日に決済されたら「当座決済(または入金)」と期日を記入
- 未決済手形の特定:てん末欄が空白(未記入)の手形が未決済
- 未決済合計額の計算:未決済手形の金額合計を求める
- 手形番号・金額の照合:複数の手形取引から正確に記入帳を完成させる
最もよくある失点は「てん末欄が空白の手形を見落とし、未決済合計を誤る」ことだ。記入帳を完成させた後、必ず「てん末欄が空白=未決済」を抽出して合計額を計算し直す習慣をつけよう。
手形記入帳の2種類の比較
| 帳簿名 | 記録対象 | てん末の例 |
|---|---|---|
| 受取手形記入帳 | 受け取った手形(債権) | 当座入金・裏書・割引・不渡り |
| 支払手形記入帳 | 振り出した手形(債務) | 当座引落(決済)・不渡り |
- 受取手形記入帳 vs 売掛金元帳:受取手形記入帳は手形債権の明細、売掛金元帳は取引先別の売掛金残高。補助帳簿の種類が異なる
- てん末欄空白 vs 決済済み:空白が未決済、記入あり(当座決済等)が完了
試験対策・関連リンク
簿記3級 仕訳 覚え方として「てん末=手形の結末を記録する欄」と覚え、空白=未決済という見方を身につける。簿記3級 独学では受取手形記入帳の記入問題を過去問から2〜3問解いて「どの欄に何を書くか」を体で覚えておくと、試験本番でフォーマットを見ても慌てない。簿記3級 勉強方法として「月末未決済手形の合計を求めよ」という問題は「てん末欄が空白の手形の金額を足す」という手順だけ徹底すれば素早く解答できる。簿記3級 過去問・勉強方法・独学・仕訳の練習として「次の手形取引を受取手形記入帳に記入しなさい」という問題が典型なので、記入帳のフォーマット(日付・種類・手形番号・金額・振出人・期日・てん末)を事前に頭に入れておこう。
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