💰 FP3級 金融資産運用
債券とは?価格・利回りの仕組みをわかりやすく解説
債券の基本
債券とは、国・地方公共団体・企業が資金調達のために発行する借用証書です。購入者(投資家)は定期的に利息(クーポン)を受取り、満期時に額面金額が返済されます。
| 種類 | 発行者 | 例 |
|---|---|---|
| 国債 | 国 | 10年国債、個人向け国債 |
| 地方債 | 地方公共団体 | 都道府県債 |
| 社債(普通社債) | 一般企業 | ○○会社社債 |
債券価格と利回りの関係
債券投資で最重要な概念が「債券価格と利回りは逆に動く」という原則です。
金利上昇 → 新発債の利率も上昇 → 既存債券の魅力低下 → 既存債券の価格下落
金利低下 → 既存債券の需要増 → 既存債券の価格上昇
金利低下 → 既存債券の需要増 → 既存債券の価格上昇
利回りの種類
| 種類 | 計算式 |
|---|---|
| 直接利回り | クーポン率 ÷ 購入価格 × 100(%) |
| 応募者利回り | (クーポン+償還差益/残存年数)÷ 購入価格 × 100 |
| 最終利回り | (クーポン+(額面-時価)/残存年数)÷ 時価 × 100 |
債券のリスク
- 金利リスク(価格変動リスク):金利変動により価格が変動する
- 信用リスク(デフォルトリスク):発行体が利払い・償還できなくなるリスク
- 流動性リスク:売りたい時にすぐ売れないリスク
- 為替リスク:外貨建て債券の為替変動リスク
❌ 「国債は100%安全」は誤りです。信用度は非常に高いですが、金利変動によって価格が変動する金利リスクは存在します。
試験対策ポイント
✅ 「金利上昇→債券価格下落」の逆相関関係が最頻出です。直接利回りの計算式も押さえましょう。
- 金利↑ → 債券価格↓、金利↓ → 債券価格↑
- 直接利回り = クーポン率÷購入価格×100
- 信用リスク:社債 > 地方債 > 国債(一般的に)