💰 FP3級 相続・事業承継
相続税とは?基礎控除・法定相続分をわかりやすく解説
相続税とは
相続税は、亡くなった人(被相続人)から相続した財産に対して課される税金です。基礎控除額を超えた場合のみ申告・納税が必要です。
💡 相続税の申告・納付期限:相続開始を知った日の翌日から10か月以内です。
基礎控除額の計算
相続税の基礎控除額は以下の式で計算します。
基礎控除額 = 3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の数
計算例
法定相続人が配偶者と子2人(計3人)の場合:
3,000万円 + 600万円 × 3 = 4,800万円
相続財産の合計が4,800万円以下なら相続税はかかりません(課税されない)。
法定相続人と法定相続分
法定相続人は民法で定められた相続人です。
| 相続人の組み合わせ | 配偶者 | その他 |
|---|---|---|
| 配偶者+子 | 1/2 | 子全員で1/2 |
| 配偶者+親(直系尊属) | 2/3 | 親全員で1/3 |
| 配偶者+兄弟姉妹 | 3/4 | 兄弟姉妹全員で1/4 |
| 配偶者のみ | 全額 | − |
子・親・兄弟姉妹が複数いる場合は、それぞれの相続分を人数で均等に分けます。
相続税の主な控除・特例
- 配偶者の税額軽減:配偶者は「法定相続分」か「1億6,000万円」の多い方まで非課税
- 小規模宅地等の特例:自宅など一定の宅地の評価額を最大80%減額
- 未成年者控除:相続人が未成年の場合に税額控除
❌ 相続放棄をした人は法定相続人の数に含めません。ただし生命保険の非課税計算では含める(複雑なので注意)。
試験対策ポイント
✅ 基礎控除額の計算式(3,000万+600万×法定相続人数)と、配偶者の法定相続分(子あり=1/2)が最頻出です。
- 基礎控除:3,000万+600万×法定相続人数
- 申告期限:相続開始を知った日の翌日から10か月以内
- 配偶者+子:配偶者1/2・子1/2
- 配偶者税額軽減:1億6,000万か法定相続分まで非課税