実損填補とは?自分ごと体験で覚えるFP3級対策
🎬 こんなシーン、想像してみて
不動産オーナーの松本さんが所有する店舗が火事で300万円分の損害を受けた。「保険金額は500万円あるが、実際の損害は300万円なのでいくら受け取れるか」と代理店に確認した。
❓ 2問問題:あなたならどっち?
次の状況に当てはまるのは?
- ✅ 実損填補の原則により、実際の損害額300万円が支払われる
- ❌ 保険金額500万円が全額支払われる→ 実損填補は損害額が上限。損害を超えた受取は禁止(利得禁止原則)
✅ 正解:実損填補の原則により、実際の損害額300万円が支払われる
📘 実損填補とは何か
実際の損害額を全額補償・利得禁止原則の具体化実損填補とは、損害保険において実際に発生した損害額を全額補償する方式のこと。利得禁止原則(保険によって利益を得てはならないという原則)の具体的な表れであり、損害額を超えた保険金は支払われない。保険金額はあくまで支払いの上限であり、損害が小さければ損害額のみが支払われる。
🎯 試験のキモ
「実損填補の原則」により、損害保険では損害額=支払保険金が基本。一方、生命保険では死亡保険金など定額払いが原則で、実損を問わない。「損害保険=実損填補・生命保険=定額払い」という対比は試験頻出。実損填補原則の背景:損害保険で利益が得られると「わざと損害を発生させる(放火・自損事故等)」モラルハザードが生じるため、これを防ぐために損害額を超えた支払いを禁じている(利得禁止原則)。保険金受取で「おいしい思い」ができないように設計されている。
⚠️ 間違いやすいポイント
実損填補の原則があるため、同一の損害に対して複数の損害保険に加入しても合計受取額は損害額を超えられない(重複保険の場合は各保険会社が損害額を按分して負担)。生命保険では複数契約で合計受取可能な点と異なる。「損害保険を複数かけても損害額以上はもらえない」という重複保険のルールも試験に出る。
🧠 覚え方
実損填補=「**損した分だけ補填・儲けは厳禁**」。損保=実損払い・生保=定額払い。重複加入しても合計は損害額が天井。
📚 FP3級の試験対策・勉強方法
実損填補はFP3級のリスク管理分野で頻出(mid)。FP3級 過去問・勉強方法・独学・何時間に取り組むなら、自分ごとシナリオで一度体験してから問題を解くのが定着の鍵。何度も繰り返して覚え方フレーズを口に出すと記憶に残りやすい。
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