純資産価額方式とは?自分ごと体験で覚えるFP3級対策
🎬 こんなシーン、想像してみて
父が小規模の非上場食品会社を経営していた。相続税評価のため税理士が「純資産価額方式で1株当たりの価値を計算します」と説明した。総資産(相続税評価額)3億円、負債2億円、発行済株式数10万株。
❓ 2問問題:あなたならどっち?
次の状況に当てはまるのは?
- ✅ 純資産価額方式での1株当たり評価額は(相続税評価額ベースの総資産-負債)÷発行済株式数で計算する
- ❌ 純資産価額方式での1株当たり評価額は帳簿上の純資産÷発行済株式数で計算する→ 帳簿価額ではなく相続税評価額ベースで計算する点が重要。
✅ 正解:純資産価額方式での1株当たり評価額は(相続税評価額ベースの総資産-負債)÷発行済株式数で計算する
📘 純資産価額方式とは何か
相続税評価額ベースの純資産÷株数純資産価額方式は、評価会社の相続税評価額ベースの総資産から負債を差し引いた純資産を、発行済株式数で割って1株当たりの評価額を計算する方式。上記例では(3億円-2億円)÷10万株=1,000円/株。帳簿上の簿価ではなく「相続税評価額」を使う点が重要で、土地は路線価評価、株式は時価評価となる。
🎯 試験のキモ
純資産価額方式は主に小会社に適用され、会社の保有資産価値を直接反映する。類似業種比準方式より評価額が高くなりやすい傾向があるため、相続税負担は大きくなりがち。ただし、評価会社が含み損を抱える場合は純資産価額方式の方が低くなることもある。計算の詳細:相続税評価額ベースの総資産から負債(帳簿価額)を差し引いた純資産に、さらに「評価差額に対する法人税等相当額(37%)」を控除して株数で割る(詳細計算はFP3では省略される場合が多い)。
⚠️ 間違いやすいポイント
「帳簿価額(簿価)」と「相続税評価額」を混同しないこと。純資産価額方式はあくまで相続税評価額ベース。帳簿価額で計算すると誤りになる。「相続税評価額(路線価等)≠帳簿価額(取得原価)≠時価(市場価格)」という三者の違いを整理しておく——純資産価額方式は「相続税評価額ベースの純資産」を使う点がポイント。
🧠 覚え方
純資産価額方式=相続税評価額ベースの純資産÷株数。帳簿価額(簿価)と混同禁止。小会社に適用。評価額は類似業種比準より高くなりやすい。
📚 FP3級の試験対策・勉強方法
純資産価額方式はFP3級の相続・事業承継分野で頻出(mid)。FP3級 過去問・勉強方法・独学・何時間に取り組むなら、自分ごとシナリオで一度体験してから問題を解くのが定着の鍵。何度も繰り返して覚え方フレーズを口に出すと記憶に残りやすい。
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