ROE(自己資本利益率)とは?自分ごと体験で覚えるFP3級対策
🎬 こんなシーン、想像してみて
40代自営業の中村さんがiDeCoで国内株式ファンドを選ぶ際、ファンドマネージャーから「ROEの高い企業を重点的に組み入れている」と説明を受けた。ROEの意味を確認したい。
❓ 2問問題:あなたならどっち?
次の状況に当てはまるのは?
- ✅ ROEは株主(自己資本)が投資したお金に対してどれだけ利益を生み出したかを示す収益効率の指標
- ❌ ROEは企業の総資産に対する利益率を示す指標である→ 総資産に対する利益率はROA(総資産利益率)。ROEは自己資本(純資産)に対する利益率
✅ 正解:ROEは株主(自己資本)が投資したお金に対してどれだけ利益を生み出したかを示す収益効率の指標
📘 ROE(自己資本利益率)とは何か
当期純利益÷自己資本×100・株主資本の収益効率ROE(Return On Equity:自己資本利益率)は、当期純利益を自己資本(純資産)で割った指標で、株主の投資に対する収益効率を示す。計算式:ROE(%)=当期純利益÷自己資本×100。ROEが高いほど株主資本を効率よく使って利益を生み出している優良企業と評価される。日本企業のROEは欧米企業と比べて低いとされ、改善が課題とされてきた。
🎯 試験のキモ
「ROEの計算と意味」が頻出計算問題。計算:ROE(%)=当期純利益÷自己資本×100。例:純利益60億円・自己資本300億円→ROE=20%。「株主が100円投資して20円の利益を生み出した」という意味。日本企業のROEは2000年代は5〜8%程度と低く、コーポレートガバナンス改革(2015〜)以降で改善傾向。東証の要請もあり、2026年現在は10%以上を目安とする企業が増加。同業種での比較や、PER・PBRと組み合わせて総合的に評価するのが実務的。
⚠️ 間違いやすいポイント
ROEとROAを混同しやすい。ROE=純利益÷自己資本(株主目線の指標・株主の投資効率)、ROA=純利益÷総資産(経営全体の資産効率)。ROEは借入を増やす(財務レバレッジを高める)だけでも数値が上がるため、高ROEが必ずしも健全経営を意味しない点に注意。「ROEとROAの分母の違い(自己資本vs総資産)」が試験のひっかけポイント。
🧠 覚え方
RO**E**=「**E**quity(自己資本)で割る」・RO**A**=「**A**sset(総資産)で割る」。Eは株主目線・Aは経営全体目線。10%以上が優良ライン。
📚 FP3級の試験対策・勉強方法
ROE(自己資本利益率)はFP3級の金融資産運用分野で頻出(mid)。FP3級 過去問・勉強方法・独学・何時間に取り組むなら、自分ごとシナリオで一度体験してから問題を解くのが定着の鍵。何度も繰り返して覚え方フレーズを口に出すと記憶に残りやすい。
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