← TOPにもどる
FP3級|相続・事業承継

相続時精算課税とは?自分ごと体験で覚えるFP3級対策

FP3級対策 / 読了:約3分
相続時精算課税 相続・事業承継 FP3級

🎬 こんなシーン、想像してみて

30代の会社員(共働き)の自分。60歳の父から「マンション購入資金に3,000万円あげる」と言われた。贈与税が心配だったが、「相続時精算課税」を使えば節税になると聞いた。

❓ 2問問題:あなたならどっち?

次の状況に当てはまるのは?

  • 相続時精算課税を選択すると、2,500万円までは贈与税が非課税(課税繰り延べ)で、相続時に相続財産に加算して精算する
  • 相続時精算課税を選択すると、贈与した財産に相続税がかかることはなく、完全に非課税になる
    → 「非課税」ではなく「課税繰り延べ」。相続時に精算して課税される。

✅ 正解:相続時精算課税を選択すると、2,500万円までは贈与税が非課税(課税繰り延べ)で、相続時に相続財産に加算して精算する

📘 相続時精算課税とは何か

2,500万円まで非課税・相続時に精算・60歳以上の親から18歳以上の子

相続時精算課税とは、60歳以上の父母・祖父母から18歳以上の子・孫への贈与について選択できる課税方式。贈与時は2,500万円の特別控除(累計)まで贈与税が非課税(2,500万円超は一律20%課税)。贈与した財産は贈与時の価額で相続財産に加算し、相続税で精算。2024年以降、年110万円の基礎控除が追加され相続財産への加算も不要になった。

🎯 試験のキモ

試験では「適用要件(60歳以上の父母・祖父母から18歳以上の子・孫)」「特別控除2,500万円(累計)」「選択後は暦年課税に戻れない」「相続時に加算して精算」が問われる。不動産等の価格が上昇した場合は贈与時価額で加算されるため相続時精算課税が有利になることがある。2024年改正で年110万円の基礎控除が追加され(相続時精算課税でも年110万円は非課税・相続財産への加算不要)、使い勝手が向上した。贈与者ごとに選択が必要で、一度選択すると撤回不可——父から相続時精算課税、母から暦年課税、という組み合わせも可能。 **覚え方** 「相続時精算課税=今は2,500万円まで無税、でも死んだとき精算(返上)される制度」——「今はノーカウント、死後にカウント」。 <svg width="300" height="160" xmlns="http://www.w3.org/2000/svg"> <rect width="300" height="160" fill="#f0f7e6" rx="8"/> <text x="150" y="18" text-anchor="middle" font-size="11" font-weight="bold" fill="#2d6a2d">相続時精算課税の仕組み</text> <rect x="15" y="25" width="270" height="22" fill="#c8e6c9" rx="4"/> <text x="150" y="40" text-anchor="middle" font-size="10" fill="#1b5e20">贈与時:累計2,500万円まで非課税(超過分は一律20%)</text> <text x="150" y="57" text-anchor="middle" font-size="10" fill="#555">↓ 相続発生</text> <rect x="15" y="63" width="270" height="22" fill="#fff9c4" rx="4"/> <text x="150" y="78" text-anchor="middle" font-size="10" fill="#e65100">贈与時価額で相続財産に加算 → 相続税で精算</text> <line x1="15" y1="94" x2="285" y2="94" stroke="#4caf50" stroke-width="1.5"/> <text x="20" y="110" font-size="10" fill="#333">適用要件:60歳以上の父母・祖父母</text> <text x="20" y="125" font-size="10" fill="#333">     → 18歳以上の子・孫</text> <text x="20" y="142" font-size="9" fill="#d32f2f">一度選択すると暦年課税に戻れない(注意)</text> </svg>

⚠️ 間違いやすいポイント

「相続時精算課税は完全非課税制度」は誤り。贈与時の税負担を相続時に繰り延べる制度。相続発生時に贈与財産(贈与時価額)を相続財産に加算して相続税を計算するため、最終的には相続税がかかる可能性がある。「一度選択したら暦年課税に戻れない」点も要注意。

🧠 覚え方

相続時精算課税は60歳以上の親・祖父母から18歳以上の子・孫への贈与に選択可。累計2,500万円まで贈与税非課税。ただし相続時に贈与時価額を相続財産に加算して精算。一度選択すると暦年課税に戻れない。

📚 FP3級の試験対策・勉強方法

相続時精算課税はFP3級の相続・事業承継分野で頻出(high)。FP3級 過去問・勉強方法・独学・何時間に取り組むなら、自分ごとシナリオで一度体験してから問題を解くのが定着の鍵。何度も繰り返して覚え方フレーズを口に出すと記憶に残りやすい。

知識をクイズで確認しよう!

🏆 用語4択チャレンジ →