日本史解説
大正・昭和時代(戦前)の政治と戦争|日本史クイズ対策
大正時代(1912〜1926年)
大正デモクラシー
- 民主主義的な政治運動が盛んになった時期
- 普通選挙法(1925年):満25歳以上の男性に選挙権
- 労働運動・女性解放運動も活発化
関東大震災(1923年9月1日)
マグニチュード7.9の大地震が関東地方を襲い、火災が拡大。東京・横浜を中心に約10万人が犠牲になりました。
昭和時代・戦前(1926〜1945年)
満州事変と日中戦争
- 満州事変(1931年):関東軍が満州を占領・満州国を建国
- 国際連盟脱退(1933年):国際的孤立が深まる
- 日中戦争(1937年〜):中国との全面戦争へ
太平洋戦争(1941〜1945年)
- 1941年12月8日:真珠湾攻撃でアメリカに宣戦布告
- 1945年8月6日:広島に原子爆弾投下
- 1945年8月9日:長崎に原子爆弾投下
- 1945年8月15日:終戦(ポツダム宣言受諾)
✅ クイズ頻出ポイント
普通選挙法→1925年(男性のみ)。関東大震災→1923年9月1日。真珠湾攻撃→1941年12月8日。広島原爆→8月6日、長崎→8月9日、終戦→8月15日。
普通選挙法→1925年(男性のみ)。関東大震災→1923年9月1日。真珠湾攻撃→1941年12月8日。広島原爆→8月6日、長崎→8月9日、終戦→8月15日。
大正デモクラシーと政党政治
- 大正デモクラシー:民主主義・自由主義的な運動が高まる。吉野作造の民本主義が思想的支柱
- 普通選挙法(1925年):25歳以上の男子全員に選挙権(女性は戦後まで認められず)
- 関東大震災(1923年):東京・横浜に甚大な被害。死者約10万人
- 護憲三派内閣:初の本格的政党内閣(加藤高明内閣)が誕生
昭和の軍国主義化と太平洋戦争
| 出来事 | 年 |
|---|---|
| 満州事変(関東軍が満州を占領) | 1931年 |
| 五・一五事件(犬養毅首相暗殺) | 1932年 |
| 二・二六事件(陸軍青年将校がクーデター) | 1936年 |
| 日中戦争開始 | 1937年 |
| 太平洋戦争開始(真珠湾攻撃) | 1941年 |
| 広島・長崎への原爆投下・終戦 | 1945年 |
軍国主義から太平洋戦争へ
世界恐慌(1929年)の影響で日本経済も打撃を受け、軍部の発言力が増大した。軍部は「大陸への進出で資源を確保」という路線を推進。
- 国家総動員法(1938年):物資・労働力を政府が統制。「ぜいたくは敵だ」
- 大東亜共栄圏:アジアから欧米を排除し日本が主導する「共栄」の名目のもと各地を占領
- 学童疎開:空襲から子どもを守るため都市部の児童を農村へ移した
- 玉音放送(1945年8月15日):昭和天皇がラジオで終戦を告げる。ポツダム宣言受諾
大正・昭和のまとめ
大正時代(1912〜1926年)は大衆文化・民主主義運動の時代。ラジオ放送開始(1925年)、映画・レコードが普及。昭和初期は世界恐慌と軍国主義化。国際連盟脱退(1933年)で孤立し、独伊と日独伊三国同盟(1940年)を締結。太平洋戦争では「国民学校」「勤労動員」「食糧配給制」など国民生活が戦時体制に移行。敗戦後、日本はゼロから復興し、わずか20年余りで経済大国に返り咲いた。これを「昭和の奇跡」とも呼ぶ。
昭和戦前・戦時の試験ポイント
1931年満州事変→1932年満州国建国(実質的な日本の傀儡国家)→1933年国際連盟脱退(松岡洋右代表)→1936年二・二六事件で軍部の政治的発言力が増大→1937年日中戦争→1938年国家総動員法→1940年日独伊三国同盟・大政翼賛会(政党の解散・一党独裁体制)→1941年太平洋戦争開始。この流れを「軍国主義化の過程」として把握しておくことが重要。