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減価償却とは?

高額な資産のコストを、使える年数に分割して費用に計上する会計のしくみ。

🎬 こんなシーンを想像
会社が300万円のサーバーを購入した。でも経理担当者は「今年の費用は60万円だけ」と記帳している。「なんで全額費用にしないの?」
…この不思議な仕組みが、減価償却です。
📊 減価償却のしくみ(図解) 購入額 300万円のサーバー 1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 60万 60万 60万 60万 60万 300万 ÷ 5年 = 毎年 60万円ずつ費用計上 → 使った年数に対応した費用として記録できる 耐用年数5年・定額法の例

高額な固定資産(PC・サーバー・車・建物など)は、購入した年だけに全額費用計上すると、その年だけ大赤字になってしまう。そこで使用できる期間(耐用年数)にわたって少しずつ費用に分割計上する。

⚖️ 定額法 vs 定率法

定額法

  • 毎年同額を費用計上
  • 計算が簡単・予測しやすい
  • 例:300万÷5年=60万/年
  • ITパスポートの出題はほぼこれ

定率法

  • 最初は多く・後半は少なく計上
  • 残存価値×一定率で計算
  • 早期に費用を多く計上できる
  • 実務では機械設備などに使用
固定資産を購入
土地以外の有形固定資産(PC・サーバー・車・建物など)が対象。土地は減価償却しない。
耐用年数を確認
税法で決められた使用可能年数。PCは4年、サーバーは5年など。
毎年、費用として計上
定額法なら「取得価額 ÷ 耐用年数」を毎期の損益計算書に計上する。
⚠️ ひっかけ注意ポイント
「土地も減価償却する」→ ×
土地は使っても価値が減らないので、減価償却の対象外。建物・機械・PCなど価値が減っていく有形固定資産だけが対象。
「購入した年に全額費用計上する」→ ×
それは「費用処理」または「即時償却」。通常の減価償却は耐用年数にわたって分割計上する。混同に注意。
「減価償却費=現金の支出」→ ×
減価償却は帳簿上の費用計上であり、その年に現金は出ない。購入時に現金が出て、その後は帳簿上だけで費用を配分している。
判断のコツ
「高額の固定資産コストを耐用年数で分割」が出たら → 迷わず減価償却
🧠 覚え方(無理やりゴロ)
減価=価値が減る償却=チャラにしていく
→ 「価値が減る物は、毎年少しずつチャラにする

PC4年・サーバー5年・建物47年
→「パソコンは4年たつと型落ち(耐用4年)」で覚える
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