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MDM(マスタデータ管理)とは?
社内に散らばった「顧客・商品・取引先」などの基幹データを
一元管理し、組織全体で正確なデータを使えるようにする仕組み。
🎬 こんなシーンを想像
営業部の顧客DBでは「山田商事」、経理部では「(株)山田商事」、物流では「やまだ商事」と登録されている。同じ顧客なのに、3つのシステムで名前が違う。統合レポートを作ろうとしたら…
…どのデータが本物か分からない!どうする?
🗄️ MDMの仕組み
MDMとは、各部門・システムに散在するマスタデータを統一・一元管理し、全システムに「正確な唯一の情報」を提供する仕組み。
📋 マスタデータとは何か
「マスタデータ」とは、業務の基盤となる変化が少ない基幹情報のこと。
- 顧客マスタ — 顧客ID・名称・住所・連絡先
- 商品マスタ — 商品コード・名称・単価・カテゴリ
- 取引先マスタ — 仕入先・請求先情報
- 従業員マスタ — 社員番号・所属・役職
- 勘定科目マスタ — 会計上の分類コード
これらが複数システムでバラバラに管理されると、データの不整合が起きる。MDMがその解決策。
❌ MDMなし
- 各部門でデータが別々
- 名前・住所が違う
- 集計・分析が不正確
- 二重入力・ミス多発
✅ MDMあり
- 一元管理された正確データ
- 全システムで同じ情報
- 集計・AI分析も正確に
- 入力工数の削減
⚠️ ひっかけ注意ポイント
「MDM=モバイルデバイス管理」と混同しやすい
IT用語ではMDMが「Mobile Device Management(スマホ・タブレットを企業が一括管理)」の略にもなる。ITパスポートで「データ」の文脈が出たらMaster Data Management。
マスタデータ ≠ トランザクションデータ
トランザクションデータは「注文・売上・入出金」など日々変化する取引データ。マスタデータは変化が少ない基盤情報。MDMが管理するのはマスタデータ側。
MDMとデータウェアハウスは別物
データウェアハウスは「分析用に大量データを蓄積する倉庫」。MDMは「基幹マスタを統一・整備する仕組み」。目的が違う。
🧠 覚え方(無理やりゴロ)
MDM=「マスター(親分)がデータをまとめる」
M=マスター(親分)/ D=データを / M=まとめる
「散らばった住所録を1冊にまとめる作業=MDM」
各部門がバラバラに持つデータ=古い住所録 → MDMで1冊の正確な名簿に統一