💻 ITパスポート | マネジメント系 / 業務改善

PDCAサイクルとは?

Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)を繰り返す業務改善の基本フレームワーク。回し続けることで品質が螺旋状に向上する。

🎬 こんなシーンを想像
プロジェクト管理者が「今回の不具合が多い理由を分析して、次のスプリントで対策を打とう」と提案した。「計画を立て→実施し→振り返り→改善する」というサイクルを回す。
…この改善サイクルを何という?
🔄 PDCAサイクル 図解 継続的 改善 P Plan 計画 D Do 実行 C Check 評価 A Act 改善
P: Plan 計画

目標と計画を立てる

何を達成したいか目標設定。数値目標・期限・担当者・手順を決める。

D: Do 実行

計画に沿って実施する

Planどおりに実施。記録を残しながら進める(後のCheckに使う)。

C: Check 評価

計画通りか評価する

目標とのギャップを測定・分析。何が原因で差が生まれたかを調べる。

A: Act 改善

次のサイクルに反映する

うまくいったことは標準化、問題点は改善策を立案して次のPlanへ。

🗺️ 現場での使い方(ITプロジェクト例)
P:「バグ数を月10件以下に下げる」計画を立てる
コードレビューの回数を増やす、テスト自動化を導入するなど具体策を決める。
D:1ヶ月間、計画どおりレビューを実施する
実施状況を記録。バグ発生数・レビュー件数などデータを集める。
C:月末に実績を目標と比較・原因分析する
バグ15件で目標未達。「レビューがスキップされたケースが多い」と判明。
A:次の計画に改善策を盛り込む
「マージ前にレビュー必須」をルール化し、次のPで新目標を設定して再び回す。
⚠️ ひっかけ注意ポイント
OODAループとの混同
OODAは「Observe(観察)→ Orient(判断)→ Decide(決断)→ Act(行動)」。PDCAは計画先行、OODAは観察先行。迅速対応が必要な場面ではOODAが有効。
「A(Act)は実行すること」は誤り
ActはDoと混同しやすいが、Actは「改善・標準化・次のPlanへの反映」。実行はDo(Do=実行、Act=改善)。
PDCAは「一回やれば終わり」ではない
「サイクル」という名の通り、繰り返し回し続けるもの。1回で完結せず、継続的な改善が本質。
順番は固定(P→D→C→A)
試験では「DoとCheckが入れ替わった選択肢」がよく出る。順番を正確に覚える。
🧠 覚え方(無理やりゴロ)
「Plan Do(プランどー)ちぇっ(Check)、あ(Act)そうか!」
「プランどーちぇっ、あそうか!」と言いながら手を動かすと覚えられる

AとDの区別:Do=動く / Act=改善アクション(次への一手)
Do=今やる、Act=次に活かす、この差が試験に出る