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📖 漢字検定 誤読注意・読み方解説

「払拭」の正しい読み方|ふっしょく・ふっしき どっち?漢検 過去問・独学完全対策

漢検 準2級〜2級 頻出語|まなクエ!学習ガイド

漢検 過去問勉強方法独学合格率誤読注意払拭

「払拭」の読み方はどっちが正しい?

大学受験を控えた受験生の私が模試の文章で「不安を払拭する」という表現に出会った。「ふっしき?ふっしょく?」と迷っていたら、先生が「ふっしょくだよ。ふっしきは間違い」とはっきり言ってくれた。この読み方、漢検の過去問でも頻繁に問われる誤読注意ポイントだ。

「払拭」の本則読みは「ふっしょく」。「ふっしき」は誤り。「拭」には「ショク(本則)」「シキ(慣用)」の2音があるが、「払拭」という熟語では「ショク」が正解。
読み区分漢検での扱い
ふっしょく本則・正式正解
ふっしき誤読(不可)× 不正解

「払拭」の意味と語構造

「払拭(ふっしょく)」は「ぬぐい去ること・きれいさっぱり消すこと」。「払」は「はらう」、「拭」は「ふく・ぬぐう」。両方とも「手(扌)」が部首で、手でぬぐう動作を表している。

熟語の構成

漢字読み(音)訓読み意味
フツはらうはらう・のぞく
ショク・シキふく・ぬぐうふく・ぬぐい去る

「払拭」という熟語全体では「払(フツ)→フッ(促音化)」+「拭(ショク)」=「ふっしょく」となる。「払」がフツ→フッに変わることは促音化として自然だが、「拭」の読みを「シキ」にすると「ふっしき」という誤読になる点に注意。

「拭」の読み分けを整理する

「拭」は音読みが「ショク・シキ」の2つある複雑な字だ。漢検 独学での勉強方法として「どの熟語でどちらを使うか」を表でまとめておくと便利だ。

熟語読み意味
払拭(ふっしょくショクぬぐい去る
拭目(しょくもく)ショク目をこすって再確認する(刮目と同義)
拭う(ぬぐう)訓読み涙・汚れをぬぐう
拭く(ふく)訓読み机・窓などを布でふく

「拭」は2010年の常用漢字改定で追加された字。それ以前は常用外だったため、比較的新しい出題カテゴリとして近年の漢検 過去問での頻度が上がっている。

日常語との使い分け

「払拭する」は政治・ビジネス・ニュースでよく使われる硬い表現だ。社会人が仕事の議事録やメールで使う機会もある。

漢検 独学・過去問での出題パターン

「払拭」は漢検 準2級〜2級で読み問題・書き取り問題の両方に登場する。独学での勉強方法として、以下の出題パターンを想定して対策しよう。

出題パターン

出題形式問題例正解
読み問題「不安を払拭した」の読みは?ふっしょく
書き取り「フッショクできない懸念が残った」払拭
部首問題「払・拭」の共通部首は?扌(てへん)

「払拭」と合わせて覚える同テーマ語

漢検の合格率を上げる勉強方法のひとつが「誤読注意語のグループ学習」だ。「払拭」と同じ「誤読されやすい熟語」として次の語もセットで覚えよう。

「払拭」まとめ

覚え方:「払拭」=「払い拭く」=ぬぐい去る。「フッ」と払う動作をイメージして「ふっしょく」と口に出して覚えよう。

問題を解いて仕上げよう!

「払拭」を含む漢検レベルの問題に挑戦してみよう。

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