理科解説
電気回路の基本(直列・並列・オームの法則)|理科クイズ対策
電気の基本用語
| 用語 | 単位 | 内容 |
|---|---|---|
| 電流(I) | A(アンペア) | 電気の流れの量 |
| 電圧(V) | V(ボルト) | 電気を流そうとする力(電位差) |
| 抵抗(R) | Ω(オーム) | 電流の流れにくさ |
オームの法則
✅ オームの法則
電圧(V)= 電流(I)× 抵抗(R)
・電流=電圧÷抵抗
・抵抗=電圧÷電流
電圧(V)= 電流(I)× 抵抗(R)
・電流=電圧÷抵抗
・抵抗=電圧÷電流
例題
抵抗10Ωの電球に6Vの電圧をかけたとき、流れる電流は?
電流=6÷10=0.6A
直列接続と並列接続
直列接続(一本道)
- 電流:どこでも同じ(I₁=I₂)
- 電圧:各抵抗の電圧を足すと全体の電圧(V=V₁+V₂)
- 合成抵抗:R=R₁+R₂(抵抗が増える)
並列接続(枝分かれ)
- 電圧:どの枝も同じ(V₁=V₂)
- 電流:各枝の電流を足すと全体(I=I₁+I₂)
- 合成抵抗:1/R=1/R₁+1/R₂(抵抗が減る)
⚠ 並列では合成抵抗が小さくなる
並列に接続すると電流の通り道が増えるため、全体の抵抗は各抵抗より小さくなる。
並列に接続すると電流の通り道が増えるため、全体の抵抗は各抵抗より小さくなる。
電力と電力量
- 電力(W)=電圧(V)×電流(A)
- 電力量(Wh)=電力(W)×時間(h)
- 家庭の電気代はWh(ワット時)単位で計算される
例:60Wの電球を10時間使用した場合の電力量=60×10=600Wh(0.6kWh)
オームの法則の計算練習
オームの法則:電圧(V) = 電流(I) × 抵抗(R)。これを変形すると I=V÷R、R=V÷I。
| 問題 | 計算 | 答え |
|---|---|---|
| 6Vの電圧・3Ωの抵抗 | I=6÷3 | 2A |
| 5Vの電圧・2Aの電流 | R=5÷2 | 2.5Ω |
| 4Aの電流・8Ωの抵抗 | V=4×8 | 32V |
✅ 直列と並列の抵抗合成
直列:R合=R₁+R₂。並列:1/R合=1/R₁+1/R₂(→R合は各抵抗より小さくなる)。
直列:R合=R₁+R₂。並列:1/R合=1/R₁+1/R₂(→R合は各抵抗より小さくなる)。
電力と電力量
- 電力(W)=電圧(V)×電流(I)。例:100Vで2A流れると200W
- 電力量(Wh)=電力(W)×時間(h)。例:200Wを3時間使うと600Wh
- 発熱量(J)=電力(W)×時間(秒)。1W×1秒=1ジュール(J)
家庭の電力量の単位はkWh(キロワット時)。1kWh=1000Wを1時間使った電力量。電気代の計算に使われる。
磁石と電磁誘導
コイルに磁石を出し入れすると電流が流れる(電磁誘導)。これを利用したのが発電機。
- 右ねじの法則:電流の向きに右ねじを回すと進む方向が磁力線の向き
- フレミングの左手の法則:電流・磁力・力の向き(モーターの原理)
- 交流と直流:発電所からは交流(AC)、乾電池は直流(DC)
静電気と電子
静電気は物体が帯電(電荷を帯びること)して生じる。同種の電荷は反発し、異種の電荷は引き合う。
- 電子:電流の正体はマイナスの電荷を持つ電子の流れ。電流の向きと電子の流れは逆
- 電流の単位:アンペア(A)、電圧の単位:ボルト(V)、抵抗の単位:オーム(Ω)
- 電力の公式まとめ:P(W)=V×I=V²÷R=I²×R
家庭での電気:コンセントは交流100V(日本)。ブレーカーは回路に流れる電流が一定以上になると自動的に切れる安全装置。
電気の試験対策まとめ
回路の問題の解き方:①直列か並列かを確認→②全体の抵抗を計算→③オームの法則で電流・電圧を求める→④各素子の値を求める。直列回路:電流は全て等しい、電圧は分かれる。並列回路:電圧は全て等しい、電流は分かれる(抵抗の逆数の比)。テスターや電流計・電圧計:電流計は回路に直列に接続、電圧計は並列に接続。逆に接続すると故障の原因。コンデンサーは電荷を蓄える素子。電気エネルギー:1kWh=3.6MJ(メガジュール)。家庭での電気料金計算:消費電力(kW)×使用時間(h)×電力料金(円/kWh)。