理科解説
月の満ち欠けのしくみと月の見え方|理科クイズ対策
月の満ち欠けとは
月は自ら光を発しておらず、太陽の光を反射して輝いています。地球から見ると、月と太陽の位置関係によって光って見える部分が変わります。これが月の満ち欠けです。
✅ 月の公転周期
月が地球の周りを1周するのに約29.5日(約1ヶ月)かかる。この周期で満ち欠けが繰り返される。
月が地球の周りを1周するのに約29.5日(約1ヶ月)かかる。この周期で満ち欠けが繰り返される。
月の形と名前
| 月の形 | 太陽との位置 | 見える時間帯 |
|---|---|---|
| 新月(しんげつ) | 太陽と同じ方向 | 昼間(ほとんど見えない) |
| 三日月 | 太陽の少し東 | 夕方の西の空 |
| 上弦の月(じょうげん) | 太陽の90度東 | 南の空(夕方〜夜中) |
| 満月(まんげつ) | 太陽と反対方向 | 夜中南の空(一晩中見える) |
| 下弦の月(かげん) | 太陽の90度西 | 深夜〜明け方 |
月の動きと見え方
月の出・月の入り
- 満月:夕方に東から出て、夜中南の空を通り、明け方に西に沈む
- 新月:太陽とほぼ同じ動き(日の出に出て、日の入りに沈む)
- 上弦の月:昼頃に出て、夜中頃に沈む(右半分が光る)
- 下弦の月:夜中頃に出て、昼頃に沈む(左半分が光る)
⚠ 日本での見え方
上弦の月は右側(西側)が光り、下弦の月は左側(東側)が光る。「弦」は弓の弦のことで、光っていない部分が直線に見える半月のこと。
上弦の月は右側(西側)が光り、下弦の月は左側(東側)が光る。「弦」は弓の弦のことで、光っていない部分が直線に見える半月のこと。
月食と日食
月食(げっしょく)
地球の影の中に月が入ると月が欠けて見える現象。満月のときのみ起こる。
日食(にっしょく)
月が太陽を隠す現象。太陽・月・地球の順に並んだとき(新月のとき)に起こる。
- 皆既日食:太陽全体が月に隠れる
- 部分日食:太陽の一部だけ隠れる
- 金環日食:月が小さく見えるときに太陽の端がリング状に見える
月の運動と公転周期
月は地球の周りを約27.3日(恒星月)で公転する。地球から常に同じ面を向けており(自転周期=公転周期)、裏面は地球から見えない。
| 月齢 | 月の形 | 見える時間帯 |
|---|---|---|
| 0 | 新月(見えない) | 昼間(見えない) |
| 約7 | 上弦の月(右半分) | 昼〜夕方〜深夜 |
| 約15 | 満月 | 夜の始まり〜明け方 |
| 約22 | 下弦の月(左半分) | 深夜〜昼過ぎ |
日食と月食のしくみ
- 日食:太陽・月・地球の順に並び、月が太陽を隠す。新月のときに起きる
- 皆既日食:月が太陽を完全に隠す(コロナが見える)
- 金環日食:月が遠くにいるとき、太陽がリング状に見える
- 月食:太陽・地球・月の順に並び、地球の影に月が入る。満月のときに起きる
✅ 日食と月食の違い
日食は月が太陽を隠す(月が間に入る)。月食は地球の影に月が隠れる(地球が間に入る)。
日食は月が太陽を隠す(月が間に入る)。月食は地球の影に月が隠れる(地球が間に入る)。
月と潮汐(しおみち)
潮汐(潮の満ち干)は月の重力によって起きる。月が引く方向の海面が高くなり(満潮)、その反対側も高くなる。月と太陽が一直線に並ぶ新月・満月のときは引力が重なり、大潮(最も差が大きい)になる。月が直角の位置にあるとき(上弦・下弦)は小潮になる。
月の見え方と方位
日本(北半球)から月を見ると、月は南の空に見える。東から昇り南を通り西に沈む(太陽と同じ)。
- 上弦の月は南西の空に見え、夜の前半(昼〜真夜中)に見える
- 下弦の月は南東の空に見え、夜の後半(真夜中〜昼)に見える
- 満月は日没ごろ東から昇り、真夜中に南中する
月の大きさ:直径は地球の約1/4(約3500km)。地球からの距離は約38万km。月の重力は地球の約1/6なので、地球で60kgの人が月面では約10kgになる。
月・天体の試験対策まとめ
月の運動まとめ:月は地球の周りを西から東(反時計回り)に公転するため、毎日約12°(360°÷30日)ずつ東にずれる。そのため同じ時刻に見える月の位置は毎日東にずれ、見える形(月相)が変化する。月の満ち欠けの周期(朔望月)は約29.5日。恒星月(27.3日)と異なる理由:地球自身も公転しているため。クレーター:月面に多数ある円形のくぼみ。隕石の衝突でできた。大気がないため侵食されず残っている。アポロ計画(1969年)で初めて人間が月面に立った。