植物の体のつくり
| 器官 | 主なはたらき |
|---|---|
| 根 | 水・無機物の吸収、体を固定する |
| 茎 | 水・養分の通路、体を支える |
| 葉 | 光合成・蒸散・呼吸を行う |
| 花 | 受粉・種子をつくる(生殖) |
| 種子 | 次の世代を残す |
光合成のしくみ
光合成とは?
植物が光のエネルギーを使って、二酸化炭素と水からデンプン(有機物)と酸素をつくる反応です。葉の細胞の中にある葉緑体で行われます。
二酸化炭素+水 ─光→ デンプン+酸素
光合成に必要なもの
①光(太陽光など) ②二酸化炭素(気孔から取り込む) ③水(根から吸収) ④葉緑体(クロロフィルを含む)
蒸散のしくみ
蒸散とは、植物が根から吸収した水を葉の気孔から水蒸気として放出する現象です。
蒸散の役割
①水を根から上に引き上げる力(吸引力)を生む ②葉の温度調節を行う ③体内の水分量を調整する
気孔について
気孔は葉の裏側に多く分布する小さな穴です。2つの孔辺細胞によって開閉が調節されます。日中に開き、夜間や乾燥時には閉じます。
水と養分の通路(維管束)
| 管の名前 | 運ぶもの | 場所(茎の断面) |
|---|---|---|
| 道管 | 水・無機塩類(根→葉) | 内側(木部) |
| 師管 | デンプンなど有機物(葉→全体) | 外側(師部) |
根・茎・葉に連続してつながっており、植物全体に水と栄養を届けます。
まとめ・テスト対策
✅ 光合成の場所:葉緑体(葉の細胞)
✅ 光合成:CO₂+H₂O →(光)→ デンプン+O₂
✅ 蒸散は気孔から水蒸気を放出
✅ 道管(水)は内側、師管(養分)は外側
✅ 光合成は昼間のみ、呼吸は昼夜連続
植物の分類
| 分類 | 特徴 | 例 |
|---|---|---|
| 種子植物(被子) | 花が咲き、種子が子房に包まれる | アサガオ・トウモロコシ・サクラ |
| 種子植物(裸子) | 種子が子房なしで露出 | マツ・スギ・イチョウ |
| シダ植物 | 種子なし・胞子で増える・根・茎・葉あり | ワラビ・ゼンマイ |
| コケ植物 | 種子なし・根・茎・葉の区別なし | スギゴケ・ゼニゴケ |
| 藻類 | 水中に生育・葉緑素あり | ワカメ・アオミドロ |
双子葉類と単子葉類の違い
| 特徴 | 双子葉類 | 単子葉類 |
|---|---|---|
| 子葉の数 | 2枚 | 1枚 |
| 葉脈 | 網状脈(網の目状) | 平行脈(平行に並ぶ) |
| 根の形 | 主根と側根 | ひげ根 |
| 茎の維管束 | 輪状に並ぶ | 散らばっている |
| 例 | アサガオ・ホウセンカ・アブラナ | トウモロコシ・ユリ・イネ |
花のつくりと受粉
被子植物の花の基本構造:がく→花びら→おしべ→めしべ(内側から数える)。受粉はおしべの花粉がめしべの柱頭につくこと。受粉後、子房が「果実」に、胚珠が「種子」になる。
同じ花の花粉が受粉するのが自家受粉(アサガオなど)。別の花の花粉が受粉するのが他家受粉(トウモロコシなど)。
植物の生殖と種子の散布
植物は有性生殖(種子)と無性生殖(栄養生殖)の両方で増える。
- 種子散布の方法:風(タンポポ・カエデ)・動物に食べられる(果実)・くっつく(オナモミ)・水(ヤシ)・弾ける(ホウセンカ)
- 栄養生殖:根・茎・葉の一部から新しい個体ができる。じゃがいも(茎の変形)・さつまいも(根の変形)・イチゴ(走出枝)
植物の器官の役割まとめ:根(吸収・固定・貯蔵)・茎(支持・水分・栄養の輸送)・葉(光合成・蒸散・呼吸)・花(受粉・種子形成)。これらがそれぞれ連携して植物を生かしている。
植物の試験対策まとめ
顕微鏡の使い方(頻出):①直射日光の当たらない場所に置く→②最も低倍率で観察→③対物レンズを横から見ながら近づける→④接眼レンズを見ながら遠ざけてピントを合わせる。プレパラート:薄くスライスした試料をスライドガラスに乗せカバーガラスをかぶせたもの。倍率の計算:接眼レンズ10倍×対物レンズ40倍=400倍。倍率が上がると視野が暗くなり、見える範囲が狭くなる。植物細胞と動物細胞の違い:植物には細胞壁・葉緑体・液胞がある(動物にはない)。植物の呼吸は24時間行われるが光合成は光がある時だけ。