理科解説
天気と気象(前線・気団・気圧)のしくみ|理科クイズ対策
気圧と天気
| 種類 | 風の向き | 天気 |
|---|---|---|
| 高気圧 | 時計回りに風が吹き出す | 晴れが多い(下降気流) |
| 低気圧 | 反時計回りに風が集まる | 雨・くもりが多い(上昇気流) |
✅ 北半球の風向き
高気圧→中心から時計回りに吹き出す。低気圧→中心に向かって反時計回りに吹き込む。
高気圧→中心から時計回りに吹き出す。低気圧→中心に向かって反時計回りに吹き込む。
気団と前線
日本に影響する主な気団
- シベリア気団:冷たく乾燥した大陸の気団(冬)
- オホーツク海気団:冷たく湿った気団(梅雨・秋雨)
- 小笠原気団(太平洋高気圧):暖かく湿った気団(夏)
前線の種類
| 前線 | しくみ | 天気 |
|---|---|---|
| 温暖前線 | 暖気が寒気の上に乗り上がる | おだやかな雨が長く続く |
| 寒冷前線 | 寒気が暖気の下に潜り込む | 激しい雨・通過後は晴れ |
| 停滞前線 | 暖気と寒気が同じ強さで拮抗 | 長く雨が続く(梅雨前線・秋雨前線) |
日本の四季の天気
| 季節 | 気圧配置 | 天気の特徴 |
|---|---|---|
| 冬 | 西高東低(シベリア高気圧) | 日本海側:大雪、太平洋側:晴れ・乾燥 |
| 梅雨 | 停滞前線 | 6〜7月に長雨が続く |
| 夏 | 南高北低(太平洋高気圧) | 高温多湿・台風 |
| 秋 | 移動性高気圧 | 晴天が続く「秋晴れ」 |
⚠ 台風の目とフェーン現象
台風の目:台風中心部の晴れた部分(下降気流)。フェーン現象:山を越えた風が乾燥・高温になる現象(日本海側の秋に多い)。
台風の目:台風中心部の晴れた部分(下降気流)。フェーン現象:山を越えた風が乾燥・高温になる現象(日本海側の秋に多い)。
高気圧・低気圧と天気
| 高気圧 | 低気圧 | |
|---|---|---|
| 気流 | 下降気流 | 上昇気流 |
| 天気 | 晴れが多い | 雨・曇りが多い |
| 風向(北半球) | 時計回りに吹き出す | 反時計回りに吹き込む |
日本の天気は偏西風の影響で西から東へ変化することが多い。天気図では等圧線の間隔が狭いほど風が強い。
前線の種類と特徴
| 前線 | 記号 | 特徴 |
|---|---|---|
| 温暖前線 | △△△ | 暖気が寒気の上に乗り上げる。雨が長く続く。前線通過後は気温上昇 |
| 寒冷前線 | ▲▲▲ | 寒気が暖気の下に潜り込む。短時間の強い雨・雷。通過後に気温下降 |
| 停滞前線 | △▲交互 | 冷暖気がぶつかり合い停滞。梅雨前線・秋雨前線 |
| 閉塞前線 | △▲混合 | 寒冷前線が温暖前線に追いついたもの |
日本の四季と気団
日本の天気を支配する気団(大きな空気のかたまり):
- シベリア気団(冬):冷たく乾燥→日本海側に雪、太平洋側は晴れ
- 小笠原気団(夏):暖かく湿潤→蒸し暑い夏・南東の季節風
- 揚子江気団(春・秋):移動性高気圧として日本を通過→天気が変わりやすい
- オホーツク海気団(梅雨・秋雨):冷たく湿潤→停滞前線を形成
雲と降水のしくみ
雲は水蒸気が冷やされ微小な水滴・氷晶になって浮いたもの。雨は雲粒が合体して重くなって落下したもの。
- 露点(ろてん):空気が冷やされて水蒸気が水滴になり始める温度。この温度以下になると結露・霧・雲ができる
- 湿度=実際の水蒸気量÷その気温での最大水蒸気量(飽和水蒸気量)×100%
- フェーン現象:山を越えた風が暖かく乾燥した風になる。山の風下側で気温が上がる
天気予報でよく使う用語:「降水確率」は雨または雪が1mm以上降る確率。「最高気温」は1日の最も高い気温(通常14時前後)。「最低気温」は最も低い気温(通常日の出前)。
天気の試験対策まとめ
天気記号:○晴れ、◎くもり、●雨、*雪。天気図の読み方:等圧線は4hPaごとに引かれ、20hPaごとに太線。風向は観測地点に向かって矢が刺さる方向(風が来る方向)。風力は矢羽根の数。よく出る計算:「気温が20℃で飽和水蒸気量17.3g/m³、実際の水蒸気量13.9g/m³のとき湿度は?」→13.9÷17.3×100≒80%。露点の求め方:飽和水蒸気量の表で実際の水蒸気量と等しくなる温度を探す。台風の特徴:進行方向の右側(東側)の方が風が強い(台風の回転と進行が重なるため)。