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漢検 準2級・2級 頻出漢字

翻弄(ほんろう)の意味・読み方・覚え方|漢検対策完全ガイド

漢字検定 準2級・2級 対策|まなクエ!学習ガイド

漢検過去問独学準2級難読漢字四字熟語

翻弄とは何か

部活でレギュラー争い中の太郎は、試合でライバルにフェイントをかけられて完全に振り回され、シュートを決められてしまった。「翻弄された…」と悔しそうにつぶやいた太郎に、花子が「ほんろう?その字、どうやって書くの?」と聞いてきた。「翻」も「弄」も見慣れない字で、試験直前にこのコンビが出題されると焦る受験生は多い。

「翻弄(ほんろう)」とは、相手を思うままにもてあそぶこと、または振り回されて自分ではどうにもならない状態のことだ。「翻(ひるがえ)る」と「弄(もてあそ)ぶ」が組み合わさり、「ひらひらと翻して弄ぶ」という原義から来ている。波に飲まれる船、フェイントで崩される守備、どちらも「翻弄」という言葉がぴったりはまる。

読み方:ほんろう(翻=ホン、弄=ロウ)

品詞:名詞・サ変動詞(「翻弄する」「翻弄される」の形が多い)

詳細解説

「翻」の成り立ちと読み方

「翻(ほん)」の訓読みは「ひるがえる・ひるがえす」。旗や羽根が風でひらひらとひるがえる動きを表す字だ。右側は「番(バン)」で、左側は「羽(はね)」。「羽が番をする(交互に動く)」から「ひるがえる」という意味になった(形声文字)。熟語では「翻訳(ほんやく)」「翻意(ほんい)」「翻案(ほんあん)」と並んで「翻弄」が頻出だ。

「弄」の成り立ちと読み方

「弄(ろう)」の成り立ちは、「玉(王)を廾(両手)で扱う」こと。王様が宝石(玉)を両手でもてあそぶ様子が原形とされる。訓読みは「もてあそぶ・いじる」。「弄」は2010年の常用漢字追加で新たに加えられた字であり、それ以降の漢検準2級・2級で出題頻度が上がった。

「翻弄」の使い方

「相手を翻弄する」(自分が主語・能動)と「翻弄される」(受け身)の両方の形で使われる。スポーツ・政治・文学など幅広いジャンルで登場するため、読み問題だけでなく書き取り問題でも問われやすい。

読み意味
翻弄ほんろう思うままにもてあそぶ・振り回す
玩弄がんろうもてあそぶ・軽くあしらう
愚弄ぐろう馬鹿にする・愚かにあしらう
翻訳ほんやく別の言語に訳すこと
翻意ほんい考えを翻すこと・考え直すこと

試験のキモ

「はんろう」と読み間違える受験生が多い

「翻」は「反(ハン)」とよく似た字形なので、「はんろう」と読んでしまう受験生が多い。「反(ハン)」は「反対・反省」のハン。「翻(ホン)」は「翻訳・翻意・翻弄」のホンだ。漢検の読み問題で「翻弄」が出たとき、「はんろう」と答えた場合は確実に×になる。「翻=ホン(訓はひるがえる)」を先に暗記してしまうのが最速の対策だ。

漢検 過去問での出題パターン

難易度・合格率への影響

「翻弄」は2010年常用漢字追加組の中でも書き取りが特に難しい語のひとつだ。漢検準2級では読み問題での出題が中心だが、2級では書き取り問題でも出題される。独学で準2級・2級を目指す場合、この語を書けるレベルまで仕上げておくと得点に直結する。

覚え方

翻弄=「翻(ひるがえ)って弄(もてあそ)ぶ」。波が船をひらひらと翻して弄ぶイメージ。「弄」は王様が玉(宝石)を両手でもてあそぶ字。

「翻」の書き方で覚えるコツ

「翻」は右側の「番(バン)」と左側の「羽(はね)」に分けて書く。「番」はすでに読める字なので、「羽+番」と覚えると書き取りで迷わない。「羽が番をするようにひるがえる」とイメージする。

「弄」の書き方で覚えるコツ

「弄」は上が「王(玉・宝石)」、下が「廾(にじゅうあし・両手)」の構造だ。「王様が両手で宝石をもてあそんでいる」姿が字形に刻まれている。書き順は「王→廾(左右の手)」の順。「玩弄・愚弄・翻弄」の3語すべてで「弄」が出てくるので、まとめて練習しておく。

対策

独学での学習ステップ

  1. 読みを先に固める:「翻=ホン(訓:ひるがえる)」「弄=ロウ(訓:もてあそぶ)」を3回声に出す
  2. 分解して書く練習:「翻」→「羽+番」、「弄」→「王+廾」と分解メモを作り、5日間で10回書く
  3. 関連語をまとめて覚える:「翻弄・翻訳・翻意」の翻グループと「玩弄・愚弄・弄ぶ」の弄グループをセットで覚える
  4. 漢検 過去問で確認:「翻弄」が出た回の問題を実際に書いて確認する

勉強方法のポイント

漢検の合格率・難易度の観点で言うと、「翻弄」は準2級・2級の受験者が迷いやすい字の典型例だ。「翻(ホン)」と「反(ハン)」の読み分け、「弄」という2010年追加の字の書き取りが両方できると、試験でしっかり得点できる。四字熟語・対義語の学習と並行して、この語を独学スケジュールの初週から取り上げておくと安心だ。

関連語読み漢検での出題区分
翻弄ほんろう準2級・2級 読み・書き取り
玩弄がんろう2級 読み・類義語
愚弄ぐろう2級 読み
翻訳ほんやく3級〜準2級 読み・書き取り
翻意ほんい2級 読み

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