SPI 学習ページ|CH01 割合・お金の計算

割合と比

割合は「もとにする量」を先に決める

割合の問題は、もとにする量(100%にあたる量)を見つけるところから始まります。「〜の40%」「〜に対して」「〜のうち」と書いてあれば、その〜がもとにする量です。

比べる量 = もとにする量 × 割合

もとにする量 = 比べる量 ÷ 割合

割合 = 比べる量 ÷ もとにする量

たとえば「ある数の40%が104」なら、もとの数は104÷0.4=260です。104×0.4と掛けてしまう取り違えが、いちばん多い失敗です。

もとの量がわからないときは、割り算で出す

百分率・歩合・小数・分数の言い換え

1%=0.01、10%=0.1です。歩合では、1割=10%、1分=1%、1厘=0.1%と読みます。

暗算で解くには、よく出る割合を分数にしておきます。

50%=1/2 25%=1/4 75%=3/4

20%=1/5 40%=2/5 60%=3/5 80%=4/5

10%=1/10 5%=1/20 12.5%=1/8

よく出る割合は分数に直してから計算する

増える・減るは、掛け算でつなぐ

「20%増える」は×1.2、「30%減る」は×0.7です。続けて起こるときは、割合どうしを掛けます。

10%増えたあとに10%減っても、元の量には戻りません。1.1×0.9=0.99で、元の99%です。増減の割合は、足したり引いたりできません。

増加率を聞かれたら、(増えた量)÷(もとの量)で求めます。もとにするのは、変わる前の量です。

増減は足さずに掛ける

「〜のうち、〜が」は掛け合わせる

「全体の40%のうち、25%が女性」なら、女性は全体の0.4×0.25=0.1、つまり10%です。

全体の人数が書かれていないときは、100や1000のように計算しやすい数を仮に置いても、割合はそのまま求まります。人数で答えるときは、実際の数に戻してから確かめます。

割合の割合は掛け算。全体は仮に置いてよい

比と比例配分

a:b = c:d のとき、a×d = b×c が成り立ちます。内側どうし・外側どうしを掛けて、分からない量を求めます。

全体を a:b に分けるときは、aにあたる量は 全体 × a/(a+b) です。合計が分かっていて、比に合わせて配るときに使います。

比は、まず簡単な整数の比に直します。0.5:2 は 1:4 です。

比は整数に直す。配るときは合計でわる

混ぜたときの割合

食塩水の濃度は、食塩の重さ÷食塩水の重さ×100 です。混ぜるときに足し算になるのは食塩の重さと食塩水の重さで、濃度そのものは足し算になりません。

平均や濃度を混ぜるときは、「量×割合」を先に出して合計し、最後に全体の量でわります。

混ぜるときは「量×割合」を足してから、全体でわる

本番の形で解いてみる

割合と比(本番と同じ形の例題。数字は練習のたびに変わります)

ある高校では、生徒全体の40%が電車で通学する生徒で、その数は104人である。生徒全体の30%が自転車で通学する生徒のとき、自転車で通学する生徒は何人か。

正しいものをAからDの中で1つ選びなさい。

  1. 26人
  2. 62人
  3. 78人
  4. 94人
答えと解説を見る

正解: C

全体は104÷0.4=260人。その30%は260×0.3=78人。まちがえやすい点: 104人の30%(31.2人)と取り違えない。先に全体を出す。

この内容を問題で確かめる

読んだところを、本番と同じ形の問題で思い出してみましょう。数字や条件は、練習のたびに変わります。

練習問題を解く →

SPIの出題内容は公開されていません。このページは、算数・国語の一般的な解き方と、SPI対策の参考書の範囲をもとに、自分たちの言葉で整理したものです(2026年10月確認)。どこから読むかはSPIの勉強の順番にまとめています。