FP3級 学習ページ|CH03 金融資産運用
外貨建て商品
TTS・TTBと為替手数料
外貨建て商品では、円と外貨を交換するときの為替レートを区別します。金融機関が顧客に外貨を売るとき、つまり円から外貨に換えるときはTTS、金融機関が顧客から外貨を買うとき、つまり外貨から円に換えるときはTTBを使います。TTMは基準となる仲値です。
一般にTTSとTTBには差があり、この差が外貨交換のコストに影響します。覚えるときは、TTSのSを「金融機関が外貨をSell」、TTBのBを「金融機関が外貨をBuy」と考えると整理しやすくなります。
円→外貨はTTS、外貨→円はTTB
為替リスクと円換算の損益
外貨預金などは外貨ベースでは利息が付いていても、円に戻すときの為替レートによって円ベースの成果が変わります。外貨を保有した後に円安・外貨高になると円換算額は増える方向、円高・外貨安になると円換算額は減る方向に働きます。
したがって、為替予約をしていない外貨定期預金では、満期時が預入時より円高になれば、他の条件が同じなら円換算の利回りは低くなります。外貨預金のほか、外貨建MMFや外貨建投資信託などにも為替変動の影響があります。
外貨建MMFは、外貨建ての短期公社債などを中心に運用する投資信託です。外貨預金とは異なる商品で、為替変動による影響も受けます。
外貨保有後は、円安なら追い風、円高なら向かい風
本番の形で解いてみる
4択の確認問題
外貨預金に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
- 外貨預金は預金保険制度の対象外であるため、金融機関が破綻した場合は保護されない。
- 円高になると、外貨預金の円換算した元本は増加する。
- 外貨預金の利子は、国内の利子と同様に利子所得として20.315%の税率で源泉分離課税される。
- 外貨預金の為替差益は、雑所得として総合課税の対象となる。
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正解: 円高になると、外貨預金の円換算した元本は増加する。
円高(例:1ドル150円→120円)になると外貨の円換算価値は下がり、外貨預金の円換算元本は減少する。外貨預金は預金保険制度の対象外。外貨預金の利子は20.315%源泉分離課税。為替差益は雑所得として確定申告が必要。
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4問を解く →どこから読むかはFP3の勉強の順番(過去の傾向から)にまとめています。試験に出る数字は勉強の順番のページの一覧にまとめています。このページの数字・制度は、2026年4月1日時点の法令などにもとづきます(2026年10月確認)。