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オフィスツール
文書作成、表計算、プレゼンテーションなど、日常業務で使うソフトウェアの基本機能を整理します。特に表計算では、セル参照と関数の使い方を押さえます。
パッケージとマクロ
ソフトウェアパッケージは、文書作成や表計算など、特定の用途に必要な機能をまとめた既製のソフトウェアです。利用者は一からプログラムを開発せずに、用意された機能を利用できます。
同じ操作を繰り返す場合には、操作手順を記録・定義して実行するマクロが利用されます。定型的な一連の操作を自動化する機能がマクロです。
定型操作の自動化はマクロ
文書を整える機能
文書作成ソフトでは、文字の入力や編集に加え、表や画像を配置して文書を作成できます。コピーした文字や画像を一時的に保持して別の場所へ貼り付けるときはクリップボードを利用します。
行頭や行末に置くと読みにくい句読点などを自動的に調整する機能が禁則処理です。文字位置をそろえるインデントや均等割付けとは目的が異なる点を区別します。
禁則処理は行頭・行末の文字を調整
セルと数式の基本
セルは、表計算ソフトで値や数式を入力する単位です。例えばA2やC5のように、列と行の組合せで位置を表します。
数式でA2のように指定したセルは、式をコピーすると位置に応じて参照先も移動する相対参照になります。$A$2のように列と行を固定する指定は絶対参照であり、税率など同じセルを参照し続けたい場合に使います。
固定して参照するセルは絶対参照
関数とデータ集計
表計算ソフトでは、合計や平均などの処理を関数で表現できます。条件に応じて結果を変える関数を使えば、点数や売上などを基準に分類することもできます。
大量のデータを条件別に集計するときにはピボットテーブルが役立ちます。行や列の項目を組み替えながら集計結果を確認できるため、部門別や月別などの分析に向いています。
ピボットテーブルは項目別集計に使う
スライドを作る機能
プレゼンテーションソフトは、説明用のスライドを作成するソフトウェアです。文字だけでなく、図形や画像などを配置して情報を視覚的に伝えられます。
文字ごとに幅が異なるプロポーショナルフォントは、文字の形に応じた幅で表示されます。全ての文字を同じ幅で表示する等幅フォントとは異なるので区別します。
文字幅が文字ごとに違うのがプロポーショナル
検索条件を組み合わせる
Webブラウザでは検索サービスを利用して必要な情報を探せます。複数の条件を組み合わせることで、検索結果を絞ったり広げたりできます。
ANDは複数条件を全て満たす情報、ORはどれかを満たす情報を探す考え方です。NOTは指定した条件を除外するために使うと覚えます。
ANDは絞り込み、ORは広げる
本番の形で解いてみる
表を読む問題(このページのために作った問題・本番と同じ四肢択一)
次の表計算ソフトの表で、セルC2に「=B2*$E$1」と入力し、C4までコピーした。セルC4に表示される値はどれか。
| セル | 値 |
|---|---|
| E1 | 1.1 |
| B2 | 1000 |
| B3 | 1500 |
| B4 | 2000 |
- 2000
- 2100
- 2150
- 2200
答えと解説を見る
正解: 2200
コピー後のC4はB4×$E$1となり、2000×1.1=2200です。$E$1は絶対参照なのでコピーしても参照先は変わりません。
まちがえやすい点: B2は相対参照でB4へ変わるが、$E$1は固定される。
表を読む問題(このページのために作った問題・本番と同じ四肢択一)
次の売上表について、商品別の売上額を集計し、行と列の項目を入れ替えながら分析したい。最も適切な機能はどれか。
| 月 | 商品 | 売上額 |
|---|---|---|
| 4月 | A | 120 |
| 4月 | B | 80 |
| 5月 | A | 150 |
| 5月 | B | 110 |
- 小計
- ピボットテーブル
- フィルター
- 並べ替え
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正解: ピボットテーブル
複数の項目を軸に集計し、行や列の配置を入れ替えて分析する機能はピボットテーブルです。小計やフィルターでも集計や抽出はできますが、軸を柔軟に組み替える用途とは異なります。
まちがえやすい点: 単なる並べ替えや抽出ではなく、項目を軸に再集計する機能を選ぶ。
基本の問題(このページのために作った問題・本番と同じ四肢択一)
オフィスソフトで、一連の定型操作を登録して後からまとめて実行する機能はどれか。
- マクロ
- テンプレート
- オートフィル
- スタイル
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正解: マクロ
一連の操作手順を登録し、後から自動実行する機能がマクロです。テンプレートは文書や表のひな形を再利用する機能です。
まちがえやすい点: 操作手順の自動化か、書式やひな形の再利用かを区別する。
この内容を問題で確かめる
読んだところを、本番と同じ四肢択一の10問セットで思い出してみましょう。
ITパスポートの問題を解く →このページの内容は、IPA「ITパスポート試験 シラバス Ver.6.5」(2026年1月公表)の範囲にもとづきます(2026年10月確認)。