SPI 学習ページ|CH07 ペーパーテストの分野

物の流れ

図の読み方

点(業者・変電所・大会など)を、矢印と比率でつないだ図です。矢印の読み方は2つだけです。

矢印の先に届く量 = 矢印のもとの量 × 矢印の比率

点の量 = その点に入ってくる矢印の量の合計

まず、どの点が出発点(入ってくる矢印がない点)で、どの点が終点かを見つけます。この分野は、ペーパーテストの形で受けるときに扱われる分野です。受ける方式を確かめてから取り組みます。

矢印の先の量は、もとの量×比率。点の量は、入ってくる量の合計

終点の量を式にする

終点の式は、終点から矢印をさかのぼって書きます。終点に入ってくる矢印が2本なら、その2本の量を足します。

たとえば、点Zに点Xからの矢印(比率d)と点Yからの矢印(比率e)が入るなら、Z=dX+eY です。次に、XやYにも入ってくる矢印があれば、その式に置きかえます。

置きかえたあとは、かっこを開いた形(a+b)X=aX+bX も、かっこでくくった形も、同じ値を表します。形がちがっても、同じ式のことがあります。

終点からさかのぼる。置きかえた式は、かっこの開き方がちがっても同じ

式の正しさの確かめ方

選択肢の式が正しいかは、抜け・ダブり・掛け忘れを調べます。

抜け : 終点に届く道すじが、1本足りない

ダブり : 途中の点を置きかえたあとに、同じ道すじを2回足している

掛け忘れ : 道すじの途中の比率を、1つ掛け忘れている

一つの道すじは、出発点から終点まで通った矢印の比率をすべて掛けた1項で表されます。道すじの数と、足している項の数が合うかを数えます。

道すじの数と、足している項の数を合わせる

もとの量から届く割合を求める

出発点Sから終点に届く割合は、道すじごとに比率を掛け、すべての道すじを足します。途中で分かれても、合流しても、同じ考え方です。

求めたい割合が、小数のときは、%に直して、問題の指示どおり(小数第1位を四捨五入、など)に丸めます。割合の考え方は、割合と比のページで整理しています。

道すじごとに比率を掛け、全部の道すじを足す

2つの出発点の量を比べる

「Aから出た量が、Bから出た量の2倍のとき、Aから終点へ届く量は、Bから終点へ届く量の何%か」のような問題は、Bの量を1として考えます。

Aの量は2です。それぞれの届く割合を求めて、2×(Aからの割合)÷(Bからの割合)を計算し、%にします。

比べる相手の量を1にして、届く割合の比を求める

本番の形で解いてみる

物の流れ(本番と同じ形の例題。数字は練習のたびに変わります)

ある商品の流通の流れを下図に示した。K、L、M、N、P、Qは業者を、s、t、u、v、wは商品の比率を表す。矢印の比率に、矢印のもとの量をかけたものが、矢印の先に届く量になる。矢印の先の量は、入ってくる矢印の量の合計である。例えば、業者Kから出荷された商品のうち比率sがNに納品される。なお、式については(a+b)X=aX+bXのような一般の計算が成り立つものとする。
stvuwKLMNPQ

問1 図を表す式として正しいものは、次のうちどれか。
ア Q=v(sK+tL)+wP
イ Q=svK+tvL
ウ Q=svK+tvL+wP

  1. アだけ
  2. イだけ
  3. ウだけ
  4. アとイ
  5. アとウ
  6. イとウ
  7. アとイとウ
  8. ア、イ、ウのいずれでもない
答えと解説を見る

正解: E

ア 正しい イ 正しくない ウ 正しい
終点のQから順に、入ってくる矢印で式にする: Q=vN+wP。途中の点を、その点の式に置きかえて(かっこを開いて)同じになれば正しい。まちがえやすい点: 途中の点とそのもとの点を両方足すと、同じ道すじを2回数えてしまう。

問2 図におけるそれぞれの比率は、次のとおりである。
s=0.1 t=0.4 u=0.6 v=0.5 w=0.5
業者Lから出荷された商品のうち、何%が業者Qに納品されるか(必要なときは、最後に小数第1位を四捨五入すること)。

  1. 20%
  2. 24%
  3. 25%
  4. 28%
  5. 30%
  6. 35%
  7. 40%
  8. AからGのいずれでもない
答えと解説を見る

正解: A

LからQへの道すじごとに比率をかけて足す: 合計0.2=20%→20%。まちがえやすい点: 途中で分かれる道すじも、すべて足し合わせる。

この内容を問題で確かめる

読んだところを、本番と同じ形の問題で思い出してみましょう。数字や条件は、練習のたびに変わります。

練習問題を解く →

SPIの出題内容は公開されていません。このページは、算数・国語の一般的な解き方と、SPI対策の参考書の範囲をもとに、自分たちの言葉で整理したものです(2026年10月確認)。どこから読むかはSPIの勉強の順番にまとめています。