SPI 学習ページ|CH07 ペーパーテストの分野

グラフの領域

不等号と、線のどちら側か

線の式の等号を不等号にすると、その線の片側の領域を表します。直線と放物線は、y が線より大きいか小さいかで、上側か下側かが決まります。

y > (線の式) = 線の上側

y < (線の式) = 線の下側

x > (数) = 縦の線の右側、x < (数) = 縦の線の左側

x²+y² < r² = 円の内側、x²+y² > r² = 円の外側

問題文に「太い境界線は含まない」とあるときは、等号は付かず、<か>だけの不等式になります。

y<は線の下、x<は線の左、円の<は内側

領域の不等号を決める

図の斜線の領域が、それぞれの線のどちら側にあるかを決めて、不等号を1つずつ決めます。

迷ったときは、領域の中に確かめる点を1つとります。その点の座標を、線の式に入れて、y が大きいか小さいかを調べます。原点が線の上にあるときは、原点は使えません。

「<がつくのはどれか」のように聞かれるときは、ア・イ・ウの式の不等号を全部決めてから、<になる式だけを選びます。

領域の中の点を1つとって、線の式に入れて確かめる

連立不等式が表す領域

3つの不等式が与えられたときは、1つずつ「どちら側か」を決めて、すべてが重なる領域を探します。

手順は3つです。①式ごとに、線の上か下か(内か外か)を決める。②その側を、図に薄く色を付ける。③3つの色が重なる領域が、答えの領域です。

重なる領域がないときは、選択肢の「どの領域でもない」にあたります。

1つずつ側を決めて、すべて重なる所を探す

放物線と円

放物線 y=ax²+q の「上側」は、a が正の形(上に口が開いた「U」の形)のときは、くぼんだ内側です。a が負のときは、上側が外側(山の形の外)になります。

円 x²+y²=r² は、原点が中心です。原点が円の内側にあるので、原点を代入して式を満たすかで、内側か外側かが決まります。

放物線は、口の向きに注意。円は、原点を入れて確かめる

本番の形で解いてみる

グラフの領域(本番と同じ形の例題。数字は練習のたびに変わります)

ア、イ、ウの3式によって示される線は、図のように平面を①から⑧まで8つの領域に分ける。
ア y=x−2
イ y=−x²
ウ x=0
これらの領域は、ア、イ、ウの3式の等号を適宜不等号に置き換えて得られる1組の連立不等式によって示される。ただし、領域とは図中の太い境界線は含まないものとする。

ア y=x−2
イ y=−x²
ウ x=0

①②③④⑤⑥⑦⑧−22Oxy

問1 ア、イ、ウの式の等号をすべて不等号に置き換えて①の領域(図の斜線部分)を表したときに、右開きの不等号(<)がつくのは次のうちどれか。

  1. アだけ
  2. イだけ
  3. ウだけ
  4. アとイ
  5. アとウ
  6. イとウ
  7. アとイとウ
  8. ア、イ、ウのいずれでもない
答えと解説を見る

正解: H

①は、アの上(y>x−2)、イの上(y>−x²)、ウの右(x>0)。まちがえやすい点: 「y<…」は線の下、「x<…」は線の左、「x²+y²<…」は円の内側。

問2 次の3式からなる連立不等式によって表される領域はどこか。
カ y>x−2
キ y<−x²
ク x>0

  1. ②と④
  2. ④のみ
  3. ④と⑥
  4. ④と⑤と⑥
  5. ④と⑥と⑦
  6. ⑦のみ
  7. ⑧のみ
  8. 3式で表される領域は存在しない
  9. AからHのいずれでもない
答えと解説を見る

正解: B

カはアの上、キはイの下、クはウの右。重なるのは④。まちがえやすい点: 1つずつ「上か下か」を決めてから、重なる所を探す。

この内容を問題で確かめる

読んだところを、本番と同じ形の問題で思い出してみましょう。数字や条件は、練習のたびに変わります。

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