ITパスポートは、IPA(情報処理推進機構)が実施する、ITに関する基礎知識を問う国家試験です。経営や法務を扱うストラテジ系、開発やプロジェクト管理を扱うマネジメント系、コンピュータやネットワーク、セキュリティを扱うテクノロジ系の3つの分野から出題されます。
このページでは、600問を10問ずつ解いてマスターできます。4択に答えると、正解の理由だけでなく、ほかの選択肢がなぜ違うのかも確認できます。無料・登録不要です。
ITパスポートの4択問題600問を、6つの分野に分けて収録しています(2026年10月時点)。どの問題にも、正解の理由と、ほかの選択肢が違う理由がついています。
| 分野 | 問題数 |
|---|---|
| 経営・マーケ・財務 | 134問 |
| 法務・企業統治・監査・運用 | 113問 |
| DX・AI・データ | 102問 |
| コンピュータ・ネットワーク基礎 | 94問 |
| セキュリティ | 85問 |
| 開発・プロジェクト | 72問 |
| 合計 | 600問 |
ITパスポート試験は、CBT方式(コンピュータで解く方式)で、年間を通じて随時実施されています。このページの600問を本番の3つの分野にあてはめると、ストラテジ系238問・マネジメント系131問・テクノロジ系231問です(問題ごとの分類はまなクエによるもの)。
出典: IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)ITパスポート試験の公式サイト。2026年10月時点の公開情報による。
実際にこのページで出る問題から、分野がばらけるように4問を選びました。答えは「正解と解説」を押すと開きます。画面で解くときは、選択肢の並びと出題の順番が毎回入れ替わります。
あるプロジェクトに100万円を投資し,25万円の利益を得た。このときのROI(投資利益率)として正しいものはどれか。
正解: イ 25%
ROI=利益÷投資額×100=25万÷100万×100=25%。ROIは「投資した金額に対して何%の利益が返ってきたか」を示す指標。投資額100万円で25万円の利益なので4分の1=25%が正解。
ポイントROI=利益÷投資額×100。分子は「利益のみ」,分母は「投資額のみ」。元本を足したり割り算を逆にしたりするひっかけに注意。
ほかの選択肢ア: 125%は「利益25万+元本100万=125万」を投資額で割った値(回収率)であり,ROIではない。ROIは「利益のみ÷投資額」なので元本を含めて計算するのは誤り。回収率とROIの混同に注意。
ウ: 4%は分子と分母を逆にした誤り(投資額100万÷利益25万=4)。ROIは「利益÷投資額」であり,「投資額÷利益」ではない。「利益が薄い感覚→小さい値」という直感で選ばないよう注意。
エ: 20%は分母を「投資額+利益(125万)」にした誤り(25÷125=20%)。ROIの分母は「投資額のみ」であり「投資額+利益」ではない。元本回収まで含めて計算してしまう典型的なミス。
社内の経理システムに対して内部監査を実施することになった。システム監査人として最も適切な者はどれか。
正解: エ 経理・ITの知識を持ち経営者直轄組織に所属する従業員
システム監査人に必要な2条件は「監査対象からの独立」と「業務・IT双方の専門知識」。経営者直轄組織は経理部門からも開発部門からも独立しており、かつ監査に必要な知識を持つ。この2条件を同時に満たす唯一の選択肢。
ポイントシステム監査人の2大条件:①監査対象から"独立"していること(利害関係なし)②経理・IT双方の"専門知識"を持つこと。この2つを同時に満たす者を選ぶ。
ほかの選択肢ア: 監査対象の利用当事者であり利害関係が直接ある。自分が使うシステムを自分で監査する構造になるため独立性を確保できない。システム監査の大前提である「監査対象からの独立」を満たさない。
イ: 自分が作ったシステムを自分で評価することになり客観性が失われる。設計上の問題点を見落としたり自己評価が甘くなるリスクがある。開発への関与がある時点で独立性を失う。
ウ: 日常的にシステムを操作・管理する立場であり監査対象への関与がある。自分が運用する手順の問題点を客観的に評価することは困難で、独立性が確保できない。利用者・開発者と同じく利害関係者にあたる。
2進数の加算 1011+0101 を行ったとき,正しい結果はどれか。
正解: ア 10000
1011は10進数の11,0101は5。11+5=16。最下位から桁上がりを順に追うと 1+1=10,1+0+1=10,0+1+1=10,1+0+1=10 となり 10000 が得られる。10進で検証しても 16=2^4 で一致する。
ポイント2進加算は下位桁から「1+1=10(桁上がり)」を順番に処理する。先に10進で計算(11+5=16)してから2進に変換して検証すると誤りに気づきやすい。
ほかの選択肢イ: 1111は10進の15。桁上がりの連鎖を1回見落とすと出やすい誤答。11+5=16 であり 15 にはならない。最下位桁から全桁の桁上がりを丁寧に追う必要がある。
ウ: 1110は10進の14。最下位ビットの桁上がりを完全に無視した場合の誤答。11+5=16 であり 14 にはならない。
エ: 10001は10進の17。桁上がりを1回余分に発生させた場合の誤答。11+5=16 であり 17 にはならない。桁上がりは「発生した桁だけ」に限定して処理する。
社員証ICカードをかざすだけで入室できるサーバ室がある。このICカード認証で使われた認証の要素はどれか。
正解: ウ 所有物による認証
ICカードは物理的に手元に持つ「所有物」。カードを所持している事実で本人確認する。スマートフォンへのSMS送信も同じ「所有物」カテゴリ。
ポイント認証3要素は①知識(パスワード・PIN)②所有物(ICカード・スマホ)③生体情報(指紋・虹彩)。物理デバイスはすべて「所有物」。位置情報は3要素に入らない。
ほかの選択肢ア: 知識認証はパスワード・PIN・秘密の質問など「頭の中の情報」を使う方式。ICカードは物体であり頭の中の情報ではないため該当しない。
イ: 生体認証は指紋・虹彩・顔・静脈など「体の特徴」を使う方式。ICカードは体の一部ではないため該当しない。
エ: 位置情報は認証の3要素(知識・所有物・生体情報)に含まれない。試験では「3要素以外の分類」として混乱させるひっかけによく使われる。
試験のシラバスの項目ごとに、過去6回の公開問題で問われた形にそって整理したページです。読んだら、このページの問題で確かめられます。
分野ごとの問題を、10問前後のセットに分けて解きます。セットは8割以上でCLEAR、分野ごとのテストと、全600問から出す総合テストにも、いつでも挑戦できます。間違えた問題は「苦手問題」にたまり、テストで再び出会えるので、忘れかけたころに思い出す練習になります。
回答すると、選択肢がそのまま採点結果になり、それぞれの選択肢の下に理由の1文目が出ます。詳しい説明は「詳しい解説を見る」で読めます。選択肢と出題順は毎回入れ替わるので、位置や順番で覚えてしまうことがありません。学習の記録は、このブラウザの中だけに保存されます。
ITパスポートの試験前に頻出テーマをまとめて確認したい人、用語を読んだだけでは定着しないと感じている人、スキマ時間に少しずつ進めたい人におすすめです。分野ごとのテストで自分の苦手を見つけ、「苦手問題」で集中して復習する使い方もできます。
経営・マーケ・財務、法務・企業統治・監査・運用、DX・AI・データ、コンピュータ・ネットワーク基礎、セキュリティ、開発・プロジェクトの6つの分野に分けています。分野ごとのテストで、苦手な分野だけを集中して解くこともできます。